メガネ男子と恋する乙女♡
「教師になりたて頃、
俺の所によく来てた女子生徒がいた。
いつも一人で、おまけに家庭が複雑で、
俺と話す事だけが生きる理由だと言っていた。」
悲しそうな顔の先生に胸が苦しくなる…。
「でもある日、俺が転任になるって知って
屋上から飛び降りた。俺の目の前で。」
先生は顔を歪ませて拳を握り締めて言った。
「俺が間違った優しさで接してしまったから…結果的に生徒を死なせた…。」
先生がしてくれた話は想像もしてなかった
余りにも悲しい出来事だった。
私は自然と涙を流していた。
「はぁ…何故お前が泣く…。」
先生は優しく私の涙を拭う。
私は先生の手に自分の手を重ねる。
「先生のせいじゃないっ…。
きっと…その子も…先生に感謝してるはずだよっ…。」
そして先生はもう片方の手で、
私の頭を優しく撫でてくれた。