旦那様は甘くて意地悪
その後は私達はホテルに泊る事になっていたので、シャワーを浴びた後はベッドに横になっていた。
色々とあった結婚式だったけど、幸せを感じた。
お兄ちゃんなんてずっと泣いてて恵さんに"しっかりしなさい"と言われていた。
私の結婚式であんなに泣くくらいだし、溺愛中の娘の結婚式とかなると大変だろうな……。
そんな事を考えながらうとうとしていると、シャワーを浴び終えた直樹さんが、私が寝ている上に跨ってきて、一瞬にして眠気は吹っ飛んだ。
「随分と大胆だな円。俺を誘ってるんだろ?」
「さ、誘ってなんか……ただうとうとしてただけ」
「まさかそのまま寝るつもりじゃないだろうな?言ったろ、初夜は覚悟しとけって」
その言葉に私の顔に熱が一気に集まるのがわかった。
すると両手を優しく握るとキスをしてきた。
「円……愛してる」
そう何度も言う直樹さんに、私はそのまま身を任せる。
初めてだから怖い気持ちもあったけど、私が怖がらないように甘い言葉をかけてくれる。
だけど……
「あっ……」
直樹さんの愛撫に、今まで感じたことのない刺激で、部屋に私の恥音が響いた。
そして直樹さんは腰を私の中へ沈めた。
痛かったけど、幸せを感じたーーー