ちび太とゴリさん。


「あっ...っと......ちょっと頭の上を鳥が通って...」



「そうそう、お騒がせしました委員長」



私達はぎこちない笑顔を浮かべ、誤魔化す。



「鳥なんていましたっけ...?」



委員長は空を見上げ首を傾げている。



「ま、まあ。そんな鳥なんていいんですよ!それより手伝おうか?」



ちび太が話を逸らそうと、委員長に話し掛けた。



「んーまだ、みんな集まっていないし...特にこれといっては「クジ!!持ってるよ!」



このままだと時間の無駄に成りかねない。

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