ちび太とゴリさん。
私は半ば強引に委員長の持つクジを預かった。
最初は驚きを見せた委員長だが、すぐに「ありがとう」と引き渡してくれた。
パチン──
クジを引き受け、ちび太とアイコンタクトを取る。
「委員長、もう少しでみんな来るだろうし、見てくるね!」
「夜だし、俺も一緒に見に行ってくるね」
私達は上手いこと誤魔化し?無事2人きりになる事ができた。
「よしっ、急いでクジ見つけるよ!」
「う、うん!!」
あまり時間が無いので、急いで対になるクジ2枚を探す。
「あったー!!!」
その時。
ちび太が声を上げた。