恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
そして、今。朝になった。

たぶん2時間位眠ったのかな。
私の身体の奥はリュウをしっかりと覚えている。
大人のオトコはとんでもなくイジワルでイヤラシイ生き物だ。
今までちっとも知らなかった。

いや、リュウだけかもしれないと、考え直す。

そしてフラフラとベットから抜け出して、シャワーを浴び、
私の身体に散らばるキスマークを確認して、溜息をついた。


少しスッキリした気持ちで、バスルームを出て、
冷蔵庫から、ミネラルウォーターのボトルを取り出しゴクゴク飲む。と

「ナナコ、俺にも水。」とソファーベットから声がかかる。

ボトルを手渡そうとしたら、手ごと大きく引っ張られ、
ベットの上に倒れこむようにして、リュウの腕の中に捕まった。

「なんで、勝手にベットおりちゃうんだよ」とふくれっ面のリュウ。
「今日、私は仕事だし…」というと、
「まだ、早いだろ。
シャワーの音に気付いたから、ホントは襲いに行きたかったけど、
ここのバスルーム外に声が聞こえるし、おとなしく待ってたんだぞ。」

とキスして、私の身体をゆっくり撫で、
「俺、短くエッチするのも、バスルームでするのも得意だよ」と、ニッコリ笑いかける。

困ったヤツだ。

「ナナコ、もう1回しとく?」と耳元で囁く。
「もう、ムリ。」と返すと、
「ホントに?」と、何度もくちづけされ、身体をさぐられると高い声が出た。

「ナナコ、タイヘンだ、ナナコの身体は俺を求めてる」
と、おどけて囁き、そのままゆっくり繋げてくる。

私はリュウのされるままだ。
ちっとも嫌がっていない自分の身体が憎らしい。

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