INFATUATOシンドローム
璃夢「ティッシュ持ってない!?」
玖音「も、持ってるよ!」
やっぱり玖音なら持ってると思った!
璃夢「後で新しいの返すから貸してくれないかな?」
玖音「別に返さなくていいよ!」
そう言ってティッシュを渡してくれた
なんて心が広いの!?
璃夢「ありがとう、玖音!」
玖音「うっ、うん////」
とりあえずコタちゃんね!
《璃夢は玖音の顔が赤いことに気づかなかった》
璃夢「コタちゃん、ティッシュで抑えて?」
恋汰「……詰めちゃダメなのか?」
璃夢「詰めると静脈が傷ついちゃうかもしれないから。だから流れてくる血を止める感じでね?」
恋汰「わかった…」
そう返事してくれたので私は他のみんなのところにも行く
璃夢「みんなも、上向いちゃダメだよ?ティッシュ持ってる?」
悠馬「俺はちゃんとあります」
煌月「俺も」
そう答えたのは二人だけであとのみんなは持ってないみたい
璃夢「玖音、みんなにあげても大丈夫かな?」
玖音「うん!いいよ!ティッシュなんて家にいっぱいあるからね」
えっ!それは羨ましい!やっぱりティッシュ配りのお姉さんからたくさん受け取るのがいいのかな?
なんてこと考えながら私はみんなにもコタちゃんにやったようにしてあげた
璃夢「にしても、みんな揃って鼻血出すなんて仲良しだね?」
タイミングが全く一緒なんだもん。凄いよね!
雪「イヤ、違うだろ」
えっ?違うの?じゃあ………
璃夢「みんな熱中症?」
テントの中に入ってなかったのかな?それともちゃんと水分補給しなかった?
雪「…はぁ……」
璃夢「なんでため息!?」
タイミング的に私に対してのため息だよね!?
翼「まぁまぁ。それより、璃夢着替えないのか?」
璃夢「さっきも言ったけど着替えたくなくて着替えてないんじゃなくて、ジャージが失踪したんだよね」
翼「失踪?」
璃夢「そうそう。胡桃先輩のも無かったんだけど、なんか一緒に写真撮りたかった人が隠しちゃったんだって」