どきどきするのはしかたない
【すみませんでした。仕事を始めているところに変なメールをして。それから女性の呼び方も、どう言ったらいいのか解らなくて、どちらも配慮が足りませんでした】
また、こうして送ってしまった。…単純で自分の事を優先して考える性格だ。…受信しただけで、まだ何かあるのかって、思っただろう。…でも、謝るだけは直ぐに謝っておきたかったから…。
私はまだロッカールームに居た。
同じフロアに居たらメールはしていない。出来なかっただろう。
送ってしまったからもう仕方ないけど、何だか、このメールも、ツンツンしたような態度としか取れないような物だし…。はぁ…。一呼吸おくって、凄く大事な事だ。…冷静になる時間。
…仕事行かなきゃ。
一日が終わるまで、課長の方に目線は一度も向けなかった。
いつも見てるのに、一切見ないものだから、朝私が課長の事言ったから、もう冷めちゃった?と隣のデスクから言われた。…もう、止めて欲しい…そんなテンションじゃない。
見ていないって事も、隣でよく観察しているものだ…。
…最近の貴女は、うちの課長との事でなんだかんだ言ってたくせに…。いい加減なモノだ。
冷めたとか、そうではない…けど。冷めたなんて、…違う。
もう、今日は疲れた…。
課長も私のメールで、朝一から疲れさせてしまっただろう。
…。
解らない事だから、気を落とさないでねって、肩を叩いて同僚は帰って行った。
だったら…。…はぁ。色々言わないでよね。それが疲れるんだって…。
……帰ろう。
元はと言えば、貴女の言う通り、朝の貴女の発言からなんだけど?
それを聞いてどうするかは、私の問題だから…軽率だったという事だ。
聞いた内容にでは無く、課長にメールをした事に疲れを感じているんですよ。自分ばかりの事ではなく、少しは周りの事も考えられるように徐々にでもなれるのかな…。
…気がつくのが遅かったけど、こうやって後から後悔する事も、多少は変われている事になってるのかな。
性格は中々変えられないものだから…。意識して補うしかない。でも…どうなの、家事も適当、性格も気配りが足りないでは、救いが無い、…我が儘に生きている、そのものだと思う。
気にしないでいいと言われても。
変わる変われないは別としても…落ち込む事は一丁前に落ち込む。