どきどきするのはしかたない
隣なのに、会社も同じなのに、会わないなんて、難しい。
これは私の都合…。
七草さんは、俺は会うけどな、って言ってたけど。
とにかく何もかも…、順序だてて考え直して見ないと。
今更、どんな人物かって、間違いなく解る術なんてあるかな。誰も彼も、言葉巧みなら、私ごときには見抜く力は無いに等しい。
でも、変えられない事実ってモノは必ずあるはずだから。何か一つでも、間違いの無い何かが解ればそれでいい。
課長、ごめんなさい。私とつき合う前の、課長と元結婚相手の人との関係がどうしても気になります。
やきもちとか、言ってる場合では無い。
気持ちの無い結婚だと言っても…いずれ結婚するつもりでの、話、…相手だった人。だったら、徐々におつき合いをして行き、その段階でって…。そう思えば思う程、何も無かったままなんて思えない。
だからこそ、そうなら、そうだと言って欲しい。それを聞いて、知って、私が駄目になるタイプでもだ。
足を踏み入れた以上、それ以上は教えないと言われても、もう無理だ。
…教えないとは違うのか、課長は何も無いと言っているんだから。それが真実だって、言っている。
だけど…、どうしても何かあると思ってしまうのは、余りにも、元結婚相手の熱量が課長にあるから…。
…まるで、私が、課長に甘えて溺れてるみたいな。それに似ている程の思いがありそうで…。
会社に何度も来ていたなんて聞いたら…。
諦めたくない気持ちになってしまうところに居たんじゃないかって…、どうしても思ってしまう。
それは、私だって女だから、…女の気持ちって、何も無いのとあるのでは、また、未練の度合いも違う気がするからだ。
…この考え方は可笑しいのかな。
…当て嵌まらない人も居るだろうけど。
簡単には忘れられなくなるモノじゃないかな。