どきどきするのはしかたない
課長はきっと返事をくれる。
【私の疑問に正解で答えてください。
1.結婚すると私に言った時、結婚話は本当にあった事ですか?
2.結婚話は何故、無くなったのですか?】
嘘の答えは要らない。捻た聞き方だ。これを聞くという事は、私も課長に関わりたいという気持ちがまだあるから。
知りたいと思う事はただの興味?
それとも、納得出来る答えじゃないと何も決められないと思っているから?
終わっていいと思っているなら、どんな経緯だろうと、別に何とも思わない…か。
私だって自分がどうしたらいいか解らないんだから。
…。
【好きっていう事の、確認の仕方が、そもそも間違っていたんです!】
課長が、かき混ぜたりするから…。可笑しくなったんだ。
【課長が悪いんです。課長が変に私を疑心暗鬼にさせて、可笑しくしたんです!】
そうよ…。課長のせいなんだから。だから素直になりたくない。
…だから、課長は申し訳ない、すまなかった、ごめんて。
頭を下げたんだ。
…。
私が、解りました、で済む事。
好きなら、結婚話の経緯なんて、もうどうでもいい事なんじゃない?
返って聞いてしまった事で、重くなる話だったら…。
私はまた…何も決められなくて悩むだけになるんじゃないだろうか。
どうしよう…。矢継ぎ早にメールをしてしまった。
『やっぱり質問の答えは要らないです』
そう送ろうとした時、課長からメールが来てしまった。
質問なんか無視してくれてたら良かったのに。
課長が無視とかそんな事する訳無いよ。
そんな自分勝手な事を今更思ってしまった。