俺様室長は愛する人を閉じ込めたい~蜜愛同居~
そこまで思い出すと、塔子は枕に顔を埋めた。

(あの頃あんなに頼んでもしてくれなかったキスを、なんであんなに簡単にしたの??あんなキス……今までしたことない。あんな何も考えられなくなるようなキス…。今まで誰とキスしても、頭は冷静だったのに……)

塔子は自分の唇に触れていた。

(嫌!あの頃のバカな自分に戻りたくない。もう自分を見失わない。絶対に……)

塔子はギュッと手を握った。



(あれ?何時に眠った?)

塔子は少し差し込む日の光で目が覚めた。
時計は8時35分。

(あー、寝坊した。眠れなかったからな……)
ゆっくりと体を起こし、立ち上がるとカーテンを開けた。


眩しい日の光に、少し目を細めると息を履いた。
塔子の心とは裏腹に、真っ青に広がる快晴の空を眺めた。


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