俺様室長は愛する人を閉じ込めたい~蜜愛同居~
「ほら食べるぞ」
クスッと笑いながら言うと、目を伏せて大輔はコーヒーに口を付けた。

塔子も椅子に座ると、大輔の作ってくれたサラダのトマトを口に入れた。
「塔子、今日の予定は?」

「うん?今日は高校の友達とランチする予定」

「高校……。俺の知ってる子?」
大輔は少し考えるように聞いた。

「覚えてる?友里」

「あー、友里ちゃん、よく家に来てた子だよな?」
少し考えた後、思い出したように大輔は言うと、塔子を見た。
「そうそう、今友里も東京の銀行に勤めてるの」

「銀行……。少しボーイッシュな子だよな?」


「高校の時はね、バレー部だったし。今は見たら気づかないかもね。どこから見ても、東京の綺麗なOLさんだよ」

「ふーん、女は変わるな。塔子も雰囲気全く違うし」

その大輔の言葉に、塔子は押し黙った。

(変わらないとやっていけない事もあるのよ)

「そうかもね」
それだけを言うと、話を変えるように塔子は大輔を見た。

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