キミと秘密の交換恋日記
「今度、わたしも購買でパン買ってみようかな?でも、迷っちゃいそう。その時は誰か同行してくれる?」

わたしがそんなことをみんなに言うとみんなは一気に盛り上がった。

「いいぜ!姫のためならいつでも」

「姫?」

王子さまっぽくそんな風に言ったのはリッキュンだった。

わたしはいきなりリッキュンに姫なんて言われたから反射的に驚いてしまう。
驚いたのはわたしだけじゃなかった。

今日、転校してきたばかりのアレイも何が起きたのかわからず頭が混乱している様子。

「アイミンが姫ってどういう意味?」

アレイが疑問を浮かべみんなにわたしが姫と呼ばれたことを聞いている。

アレイにわたしが姫になったことを詳しく説明したのはアルバートだった。

「アイミンは僕たちのグループの中での唯一の女の子だから姫ってわけ。」

アレイはアルバートの説明に納得したようにうなずいているが勝手に姫にされたわたしには納得がいかない。

教室を出るとき、女の子たちに『男子に囲まれてお姫様気分のつもり?朝までただ静かに読書をしていた子が』と言われていたけど、本当にお姫様になったんだなと思う気持ちもある。
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