キミと秘密の交換恋日記
長谷川先輩の指示でわたしとアレイは烏丸くんと呼ばれていた部員のハネを打ち返すことになった。
わたしは軽くハネを投げてくれている烏丸くんのハネなら打ち返せると思ったが、あまり反射神経がよくなくて何度も空振りしてしまう。
そんなわたしに比べ、アレイはハネを投げられるたび打ち返していて上達しているんだ。
「萩原さん、いくよー。」
烏丸くんのその声でわたしはまたラケットを構えた。
烏丸くんが投げてくれたハネはわたしのラケットに当たって跳ね返る。
――やった。
その瞬間、長谷川先輩が練習終了を告げる笛を鳴らした。
その音を聞いて、わたしの練習に付き合ってくれた烏丸くんは『お疲れ様でした』とわたしに頭を下げて更衣室の方へと行ってしまう。
わたしも制服へ着替えるために女子更衣室へ向かった。
「アレイ、お疲れー。アレイすごいね。わたしが見るたびに上達していくんだもん。」
「アイミンだって、最後に一回だけ打ててたじゃん。」
制服へと着替えた後、アレイと練習のことを語った。
そんな話の途中で、長谷川先輩が入ってくる。
「二人ともこの後空いてる?この後ね、部員の全員でなにか食べていくんだけどどうかな?」
わたしは軽くハネを投げてくれている烏丸くんのハネなら打ち返せると思ったが、あまり反射神経がよくなくて何度も空振りしてしまう。
そんなわたしに比べ、アレイはハネを投げられるたび打ち返していて上達しているんだ。
「萩原さん、いくよー。」
烏丸くんのその声でわたしはまたラケットを構えた。
烏丸くんが投げてくれたハネはわたしのラケットに当たって跳ね返る。
――やった。
その瞬間、長谷川先輩が練習終了を告げる笛を鳴らした。
その音を聞いて、わたしの練習に付き合ってくれた烏丸くんは『お疲れ様でした』とわたしに頭を下げて更衣室の方へと行ってしまう。
わたしも制服へ着替えるために女子更衣室へ向かった。
「アレイ、お疲れー。アレイすごいね。わたしが見るたびに上達していくんだもん。」
「アイミンだって、最後に一回だけ打ててたじゃん。」
制服へと着替えた後、アレイと練習のことを語った。
そんな話の途中で、長谷川先輩が入ってくる。
「二人ともこの後空いてる?この後ね、部員の全員でなにか食べていくんだけどどうかな?」