キミと秘密の交換恋日記
この影がわたしの生まれて初めて友達と呼べる存在のアレイなんだ。
「アイミン笑った。」
わたしの右耳にアレイのテンション高めの声が聞こえてそう言ったんだ。
「へ?」
どうしてわかったのかわからなくて思わず聞き返してしまう。
「どうして、わかったの?」
戸惑い気味にそう言うとアレイはクスクスと悪戯っぽい笑い声でわたしに答えを返す。
「言ってみただけ。そう言うとアイミンが笑ってるかどうかわかると思って。やっぱり笑ってたんだ。」
アレイに遊ばれてしまった。そんなこといきなり言うからアレイがエスパーか何かだと思ってしまったじゃん。
だけど、そんなことを本人に言うとアレイは『エスパーとか信じてるの?』とわたしをバカにするように言ってきそうで言えないんだ。
街灯のついている道までくるとアレイの表情が見えて、アレイは枝分かれしている道を指さして言う。
「俺の家、こっちなんだけど。アイミン送っていく?」
どうしてわたしがこっちの道に行くことをアレイはわかるのだろう。
それよりも、アレイの迷い気味な言葉にわたしは甘えちゃってもいいのだろうか。
「アイミン笑った。」
わたしの右耳にアレイのテンション高めの声が聞こえてそう言ったんだ。
「へ?」
どうしてわかったのかわからなくて思わず聞き返してしまう。
「どうして、わかったの?」
戸惑い気味にそう言うとアレイはクスクスと悪戯っぽい笑い声でわたしに答えを返す。
「言ってみただけ。そう言うとアイミンが笑ってるかどうかわかると思って。やっぱり笑ってたんだ。」
アレイに遊ばれてしまった。そんなこといきなり言うからアレイがエスパーか何かだと思ってしまったじゃん。
だけど、そんなことを本人に言うとアレイは『エスパーとか信じてるの?』とわたしをバカにするように言ってきそうで言えないんだ。
街灯のついている道までくるとアレイの表情が見えて、アレイは枝分かれしている道を指さして言う。
「俺の家、こっちなんだけど。アイミン送っていく?」
どうしてわたしがこっちの道に行くことをアレイはわかるのだろう。
それよりも、アレイの迷い気味な言葉にわたしは甘えちゃってもいいのだろうか。