キミと秘密の交換恋日記
ナンタカはそのままわたしの手首をつかみ勢いよくリッキュンとムーンの方へ走っていく。
「ナ、ナンタカ。早いよ。わたし転んじゃう。」
わたしがそう言うとナンタカは止まって『ごめんごめん』と言い、今度はわたしを横抱きにする。
「これでアイミンが転ばない。」
たしかに転ばないけど、これ登校中だとすごく恥ずかしかったりもする。
だけど、わたしがナンタカに『恥ずかしいからやめて』なんて言えるわけもなくナンタカの筋肉が付いた腕に抱かさることしかできなかった。
「ゆづ、陸。おはよー」
ナンタカはムーンとリッキュンに追いつくとわたしを下ろしてそう言ったのだった。
「おう、尚之。アイミンもおはよう。」
ムーンがわたしたちを見てそう言った。
「あ、あのさ。二人ってそういう仲だったの?」
わたしたちの様子を見て驚いたリッキュンがそう聞いてくる。
「ちっ、違うの。」
ワタシがそう言うとリッキュンはわかっていたかのように呟く。
「タカシはバカだからなぁ。まぁ、それ付き合ってやれ。」
「バカなの?」
反射的にそう聞いてしまう。
「ナ、ナンタカ。早いよ。わたし転んじゃう。」
わたしがそう言うとナンタカは止まって『ごめんごめん』と言い、今度はわたしを横抱きにする。
「これでアイミンが転ばない。」
たしかに転ばないけど、これ登校中だとすごく恥ずかしかったりもする。
だけど、わたしがナンタカに『恥ずかしいからやめて』なんて言えるわけもなくナンタカの筋肉が付いた腕に抱かさることしかできなかった。
「ゆづ、陸。おはよー」
ナンタカはムーンとリッキュンに追いつくとわたしを下ろしてそう言ったのだった。
「おう、尚之。アイミンもおはよう。」
ムーンがわたしたちを見てそう言った。
「あ、あのさ。二人ってそういう仲だったの?」
わたしたちの様子を見て驚いたリッキュンがそう聞いてくる。
「ちっ、違うの。」
ワタシがそう言うとリッキュンはわかっていたかのように呟く。
「タカシはバカだからなぁ。まぁ、それ付き合ってやれ。」
「バカなの?」
反射的にそう聞いてしまう。