キミと秘密の交換恋日記
それを横で聞きながらウーミンの様子を見ていると、ウーミンは上手に女の子たちに断っていてマネージャーのところに行くのが見えた。

「メイちゃんな。ウミも好きだな。」

ナンタカが二人の様子を見つめてそう呟く。

「メイちゃん？」

わたしはナンタカに彼女のことをなんとなく尋ねてみた。

「1年のサッカー部のマネージャー。ウミと中2のときから付き合ってるんだよ。」

「可愛い人ですね。ウーミンと並ぶとなんというか美男美女？」

わたしも二人を見つめてそう呟いた。

「だろ？メイちゃんのいるＧクラスは別名ゴールデンクラスって呼ばれているんだよ。メイちゃんにもファン多いんだけどな。」

そう言ってリッキュンも彼女の方を見つめる。

わたしもリッキュンの言葉の意味が気になって彼女の方を見つめた。

「ほーら、女の子に叩かれてる。ウミといるばかりにな。メイちゃん胸大きいから大丈夫だろうけど。ウミは怒ってるぞ。」

アレイと話していて様子を見ていないムーンがそう言っている。

よく見ると、彼女は女の子たちに絡まれて押されたりしていた。
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表紙・目次

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