君に光を
進む勇気

学校祭

6月になった。
来月には学校祭が控えていて準備が始まる。
みんなのテンションもウキウキだ。


LHRは学校祭の話でもちきりだ。
「みなさん聞いてください!軍のリーダー決めます」
みんなが個々で話してるからクラス委員も大変だ。
「菜々!菜々!俺と一緒にリーダーやろうぜ!?」
「やだよ!なんで蒼となんてやらなきゃいけないのさ」
「じゃあさ4人でやろうぜ!?」
「「「絶対やだ!」」」
「そんな3人で揃えることないだろー」

「おい!吉田‼︎何が絶対嫌なんだ?」
「先生!俺じゃないです!俺はやりたいんですけどこの3人が‼︎」
「そーかー!よし!じゃあお前ら4人で決定だな‼︎」
「「「えーーー!!!」」」
「蒼絶対許さねぇ」
「私リーダーとか絶対むり‼︎菜々任せた」
「いやいや私もむりだし!」
「いやー楽しみだな!ちゃんと3人とも働くんだぞ!」
蒼のせいで私たち4人はリーダーになってしまった。



私たちのクラスは展示のお化け屋敷をやることになった。

「やるからには優勝だな」爽汰が気合いを入れた。
「そーだね!杏奈頑張るよ!」
「がんばる!蒼には毎日パン奢ってもらわないとね!」
「みんなやる気が出てきたねー‼︎って杏奈!毎日パンはきつい」
みんなの笑い声が響く。
これから1カ月間学校祭の準備に気合いが入る。
< 18 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop