black×cherry ☆番外編追加しました
「すごい!何ですか、それ」
「・・・シロギス。こんぐらいで手とかたたくな。恥ずかしいだろ・・・」
言いながら、黒崎さんは魚から針をはずして近くにあったクーラーボックスに入れていた。
さっきまで海にいたのに、今はこんなにそばにいる。
釣れたから当たり前のことだけど、私にはとても新鮮で、クーラーボックスに見入ってしまった。
「・・・そんなにめずらしいか」
ひたすら魚を眺める私に、黒崎さんが問いかける。
私は「はい」と頷いた。
「釣りって、私の周りでやってる方がいないので・・・こういうの見れて嬉しいです」
答えると、黒崎さんは「ふーん」と言って、脇に置いていた違う釣竿を手に取った。
そして、それを私に差し出す。
「やるか」
「え?」
「釣り。したいならだけど」
(えっ!)
「い、いいんですか?」
「見てるだけじゃつまんねえだろ。それに、オレが釣ってまた手えたたかれても嫌だしな」
(わ・・・!)
嬉しい!
「ありがとうございます・・・!やってみたいです!」
思わず興奮してしまう。
すごいなって、もちろん興味はあったけど、自分ができるなんて思ってもいなかったから。
「じゃあ、エサからつけるか」
「はい!」
初めてのことに、先生に習う思いで頷いた。
すると、黒崎さんは無表情で小さな箱を私に手渡す。
「これ。一匹とって針につけろ」
(えっ)
渡された箱を開けると、その中に入っていたのは、「エサ」という名の、細くて長い、動くもの。
(ひ、ひいいい・・・!)
「・・・シロギス。こんぐらいで手とかたたくな。恥ずかしいだろ・・・」
言いながら、黒崎さんは魚から針をはずして近くにあったクーラーボックスに入れていた。
さっきまで海にいたのに、今はこんなにそばにいる。
釣れたから当たり前のことだけど、私にはとても新鮮で、クーラーボックスに見入ってしまった。
「・・・そんなにめずらしいか」
ひたすら魚を眺める私に、黒崎さんが問いかける。
私は「はい」と頷いた。
「釣りって、私の周りでやってる方がいないので・・・こういうの見れて嬉しいです」
答えると、黒崎さんは「ふーん」と言って、脇に置いていた違う釣竿を手に取った。
そして、それを私に差し出す。
「やるか」
「え?」
「釣り。したいならだけど」
(えっ!)
「い、いいんですか?」
「見てるだけじゃつまんねえだろ。それに、オレが釣ってまた手えたたかれても嫌だしな」
(わ・・・!)
嬉しい!
「ありがとうございます・・・!やってみたいです!」
思わず興奮してしまう。
すごいなって、もちろん興味はあったけど、自分ができるなんて思ってもいなかったから。
「じゃあ、エサからつけるか」
「はい!」
初めてのことに、先生に習う思いで頷いた。
すると、黒崎さんは無表情で小さな箱を私に手渡す。
「これ。一匹とって針につけろ」
(えっ)
渡された箱を開けると、その中に入っていたのは、「エサ」という名の、細くて長い、動くもの。
(ひ、ひいいい・・・!)