black×cherry ☆番外編追加しました
「いや、もっとぎゃーぎゃー騒ぐかと思って。無理って泣くか、つけろって言うかと思ったけど」
(えっ)
「で、できれば、そうして欲しかったですけど・・・」
「ああ、顔真っ青になってたしな」
「!」
(なっ・・・!気づいてて意地悪したの!?)
ひどい!と、さすがに私はむっとする。
気づいてたなら、やってくれてもよかったのに・・・。
怒った顔で見上げると、黒崎さんは、「悪い」と言ってまた笑った。
(あ・・・)
ドキリと胸の奥が鳴る。
黒崎さんの笑った顔に、私の心が大きく揺れた。
意地悪をされたのに。
たった一瞬で怒った気持ちが消え去って、ドキドキとするだけなんて。
私は、本当にどうかしているのかもしれない。
「じゃあ、それ、海に投げろ」
「あっ・・・は、はい!」
ドキドキと、ぽおっと見とれていた私に、黒崎さんは指示を出す。
慌てて見よう見まねで竿を振り、釣り糸を海に投げ入れた。
(釣れるかな・・・)
今度は、違う意味でドキドキとする。
初心者には難しいと思う釣りだけど、ビギナーズラックって言葉もあるし、なにかが釣れればいいなと思った。
そして、しばらく時が経った頃。
(・・・あっ)
「あのっ・・・、なんか、引いてます!」
ぐっ、ぐっ、と、釣り糸が引かれる感覚。
何かがかかったのかもしれない。
興奮して伝えると、黒崎さんは私の竿に手を添えた。
「それなら早くリール巻け」
「え!?あ、は、はい!」
釣りなんて初めてだけど、なんとなく仕組みはわかる。
(えっ)
「で、できれば、そうして欲しかったですけど・・・」
「ああ、顔真っ青になってたしな」
「!」
(なっ・・・!気づいてて意地悪したの!?)
ひどい!と、さすがに私はむっとする。
気づいてたなら、やってくれてもよかったのに・・・。
怒った顔で見上げると、黒崎さんは、「悪い」と言ってまた笑った。
(あ・・・)
ドキリと胸の奥が鳴る。
黒崎さんの笑った顔に、私の心が大きく揺れた。
意地悪をされたのに。
たった一瞬で怒った気持ちが消え去って、ドキドキとするだけなんて。
私は、本当にどうかしているのかもしれない。
「じゃあ、それ、海に投げろ」
「あっ・・・は、はい!」
ドキドキと、ぽおっと見とれていた私に、黒崎さんは指示を出す。
慌てて見よう見まねで竿を振り、釣り糸を海に投げ入れた。
(釣れるかな・・・)
今度は、違う意味でドキドキとする。
初心者には難しいと思う釣りだけど、ビギナーズラックって言葉もあるし、なにかが釣れればいいなと思った。
そして、しばらく時が経った頃。
(・・・あっ)
「あのっ・・・、なんか、引いてます!」
ぐっ、ぐっ、と、釣り糸が引かれる感覚。
何かがかかったのかもしれない。
興奮して伝えると、黒崎さんは私の竿に手を添えた。
「それなら早くリール巻け」
「え!?あ、は、はい!」
釣りなんて初めてだけど、なんとなく仕組みはわかる。