black×cherry ☆番外編追加しました
「悠翔さんが・・・」
私が通っていた時、悠翔さんはお店のナンバー2だった。
いつも女の子に囲まれて・・・私は、そんな彼と少しでも一緒にいたいから、毎日お店に通い詰め、多くのお金を使っていた。
その彼が、新しいお店でそんなことをしていたなんて、それこそ想像できなかった。
「・・・まあ、オレはあの事件の担当から外されてたから。貴見の情報なんて、それくらいしか知らなかったけど」
当時のことをチクリと言って、黒崎さんは話を続ける。
「ここからは、桜葉女子の不審者の件だ。いくつか目撃情報があったけど、犯人の目星になる有力な情報はつかめなかった。けど今日になって、顔を見たって人が現れて。話を聞いたら、特徴が貴見そっくりだったんだよ」
「!」
寒気がした。
やっぱり、不審者の正体は悠翔さんだったんだ。
ずっとずっと、私のことを待ち伏せて、私が一人になるのを待っていたんだーーーーー。
再会時の、悠翔さんのやつれた笑顔を思い出す。
背中にまた嫌な汗が流れるようで、恐怖で身体が震えてしまう。
「・・・大丈夫か」
窺うように問いかけられて、私は「はい」と頷いた。
怖いけど、ここまできたら全部聞きたい。
「じゃあ・・・さっきの話からつながるけど。貴見は、相当金に困ってた。ホストとしては売れないし、昔の女には全員切られたみたいだし。結局、店もクビになったそうだしな。
それに、またクスリに手え出してた気配もあった。ここはまた、これから詳しく調べてくけど・・・とにかく、相当金に困ってた。それで、おまえのことが頭に浮かんだみたいだな。自分のことが好きだった、従順な、羽振りのいいお嬢様」
「!」
(また、お金・・・)
別に私は、悠翔さんをもう好きじゃない。
だから別に、悠翔さんから愛情がほしいわけじゃない。
そうじゃないけどーーーー。
昔は、とても好きだった。
私が通っていた時、悠翔さんはお店のナンバー2だった。
いつも女の子に囲まれて・・・私は、そんな彼と少しでも一緒にいたいから、毎日お店に通い詰め、多くのお金を使っていた。
その彼が、新しいお店でそんなことをしていたなんて、それこそ想像できなかった。
「・・・まあ、オレはあの事件の担当から外されてたから。貴見の情報なんて、それくらいしか知らなかったけど」
当時のことをチクリと言って、黒崎さんは話を続ける。
「ここからは、桜葉女子の不審者の件だ。いくつか目撃情報があったけど、犯人の目星になる有力な情報はつかめなかった。けど今日になって、顔を見たって人が現れて。話を聞いたら、特徴が貴見そっくりだったんだよ」
「!」
寒気がした。
やっぱり、不審者の正体は悠翔さんだったんだ。
ずっとずっと、私のことを待ち伏せて、私が一人になるのを待っていたんだーーーーー。
再会時の、悠翔さんのやつれた笑顔を思い出す。
背中にまた嫌な汗が流れるようで、恐怖で身体が震えてしまう。
「・・・大丈夫か」
窺うように問いかけられて、私は「はい」と頷いた。
怖いけど、ここまできたら全部聞きたい。
「じゃあ・・・さっきの話からつながるけど。貴見は、相当金に困ってた。ホストとしては売れないし、昔の女には全員切られたみたいだし。結局、店もクビになったそうだしな。
それに、またクスリに手え出してた気配もあった。ここはまた、これから詳しく調べてくけど・・・とにかく、相当金に困ってた。それで、おまえのことが頭に浮かんだみたいだな。自分のことが好きだった、従順な、羽振りのいいお嬢様」
「!」
(また、お金・・・)
別に私は、悠翔さんをもう好きじゃない。
だから別に、悠翔さんから愛情がほしいわけじゃない。
そうじゃないけどーーーー。
昔は、とても好きだった。