black×cherry ☆番外編追加しました
ママは、逆らえないというだけでなく、おばあさまの気持ちもわからないではないようだった。
私のことを見つめて言う。
「いい方がいれば、早々に結婚させた方が咲良のためにもなるからって・・・。
早川先生は仕事もできるし優しいし、パパも信頼しているでしょう。おばあさまもそこらへんは理事長として見ていてね。お婿さんになってくれたら嬉しいわって、直接話をしたらしくって・・・。
早川先生も、咲良のことはよく思ってくれてたみたいでね。ぜひにって話を受けてくれたらしいのよ」
(受けてくれたって・・・)
「・・・そんなの、困る・・・」
早川先生が、どうこうというわけじゃない。
私にひと言もなく勝手に決められた縁談に、困惑とともに怒りもあった。
「ママもね、咲良に内緒で進めるなんて、はじめは反対したんだけれど・・・。確かに、早川先生なら安心だし、すごく素敵な方でしょう。咲良も必ず好きになるから、大丈夫だって思ったの」
「そんなこと・・・わからないよ・・・」
早川先生が、魅力ある男性だっていうのはわかる。
けれど、だからといって必ず好きになるなんて、そんな保証はどこにもない。
「大丈夫よ、早川先生なら。ママもね、咲良には早く結婚してもらいたいの。それで、ママを安心させて。それでもう、ああいう人を好きになったりしないでちょうだい・・・」
そう言って、ママは顔を曇らせた。
この顔を見るたびに、私の胸はぎゅっと痛んだ。
悠翔さんのことで、ママにたくさん迷惑をかけたことはわかっているから・・・。
(『あなたの管理がなってないから、育て方が悪いから』って、ママはおばあさまにきつく叱られたんだよね・・・)
私のことを見つめて言う。
「いい方がいれば、早々に結婚させた方が咲良のためにもなるからって・・・。
早川先生は仕事もできるし優しいし、パパも信頼しているでしょう。おばあさまもそこらへんは理事長として見ていてね。お婿さんになってくれたら嬉しいわって、直接話をしたらしくって・・・。
早川先生も、咲良のことはよく思ってくれてたみたいでね。ぜひにって話を受けてくれたらしいのよ」
(受けてくれたって・・・)
「・・・そんなの、困る・・・」
早川先生が、どうこうというわけじゃない。
私にひと言もなく勝手に決められた縁談に、困惑とともに怒りもあった。
「ママもね、咲良に内緒で進めるなんて、はじめは反対したんだけれど・・・。確かに、早川先生なら安心だし、すごく素敵な方でしょう。咲良も必ず好きになるから、大丈夫だって思ったの」
「そんなこと・・・わからないよ・・・」
早川先生が、魅力ある男性だっていうのはわかる。
けれど、だからといって必ず好きになるなんて、そんな保証はどこにもない。
「大丈夫よ、早川先生なら。ママもね、咲良には早く結婚してもらいたいの。それで、ママを安心させて。それでもう、ああいう人を好きになったりしないでちょうだい・・・」
そう言って、ママは顔を曇らせた。
この顔を見るたびに、私の胸はぎゅっと痛んだ。
悠翔さんのことで、ママにたくさん迷惑をかけたことはわかっているから・・・。
(『あなたの管理がなってないから、育て方が悪いから』って、ママはおばあさまにきつく叱られたんだよね・・・)