black×cherry ☆番外編追加しました
(・・・?)


隣を見ると、黒崎さんはいつの間にか食べ終わっていて、私のことを横目で見ていた。

見てないって言っていたのに、見られていたと気づいた私は、途端に恥ずかしくなってきた。

「な、なんですか」

「・・・いや。別に」

「別にって・・・。見ないって約束したじゃないですか・・・」

「・・・約束って」

黒崎さんが、少し笑った。

穏やかな顔にも見えるけど、呆れてる?それともまた、へんな食べ方してたかな・・・。

恥ずかしさに輪がかかり、あと少しのラーメンも、意識してしまってうまく食べれる気がしない。


(でも・・・これ以上嫌われるのも悲しいし・・・)


なんとか普通に食べてみよう、と、意識しないよう意識して(難しい)、残りの麺をすすっていく。

黒崎さんは、今度こそ私のことは見てないようで、スマホをずっと眺めていた。

「・・・」


(でも、なんだかんだで、私が食べ終わるのを待っててくれてるんだよね・・・)


黒崎さんは、もう食べ終わっているのだし。

早く食べなきゃ、と思う。

それと同時に、ふっと疑問が湧き上がる。

「あの、黒崎さんはラーメンだけでいいんですか?」

素朴な疑問。

だって身体は大きいし、前回は、餃子もチャーハンも確か一緒に頼んでいたから。

「・・・ああ、なんとなく。あんま考えてなかったけど」

「そうですか・・・」


(そっか、そうだよね。私だって、ランチでデザートつけることもあるし、つけないこともあるもんね・・・)


餃子もそういう感じかな、と、一人で妙に納得をした。

すると。
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