婚約指環は手錠の代わり!?
ちゅっ、ちゅっ。
ふれては離れ、離れてはふれ。
何度も何度も繰り返し、そして。
「海瀬、かちょうっ」
燻り始めた身体で、見上げる。
でも、薄く笑ったままで欲しいものはくれない。
「海瀬っ、かちょうっ」
「違うだろ?」
頬を撫でた手が、親指で私の唇をなぞる。
違うって、なにが?
考えても思考のままならないあたまではわからない。
「わからないのか?」
――一翔。
耳元で囁かれた言葉に、一気に身体中に熱が駆け巡る。
「ほら、云えよ。
一翔」
「か」
ふれては離れ、離れてはふれ。
何度も何度も繰り返し、そして。
「海瀬、かちょうっ」
燻り始めた身体で、見上げる。
でも、薄く笑ったままで欲しいものはくれない。
「海瀬っ、かちょうっ」
「違うだろ?」
頬を撫でた手が、親指で私の唇をなぞる。
違うって、なにが?
考えても思考のままならないあたまではわからない。
「わからないのか?」
――一翔。
耳元で囁かれた言葉に、一気に身体中に熱が駆け巡る。
「ほら、云えよ。
一翔」
「か」