婚約指環は手錠の代わり!?
「あ、あーん?」
さらにバケットを差し出されて困ってしまう。
でも、海瀬課長は私の唇に押しつけてくる。
「あーん」
「……」
仕方なく口を開けると、バケットをつっこまれた。
もぐもぐと食べながら、口の中に残っていたのはこの味だと理解したものの。
……なんで?
「食事の用意ができたのに、君は眠ってるし。
起きるまで待ってるつもりだったんだが、寝ながらぐーぐー腹鳴らしてるしな。
試しに口元に食い物持っていったら眠りながら食べるからおもしろくて」
なんですか、それ!
昨晩はごはん抜きだったし、いくらおなかが空いてるからって!
ないよ、自分!
「ほら、あーん」
恥ずかしくて耳の先まで熱い顔で黙ってしまった私に、さらに海瀬課長がフォークに刺したウィンナーを差し出してくる。
さらにバケットを差し出されて困ってしまう。
でも、海瀬課長は私の唇に押しつけてくる。
「あーん」
「……」
仕方なく口を開けると、バケットをつっこまれた。
もぐもぐと食べながら、口の中に残っていたのはこの味だと理解したものの。
……なんで?
「食事の用意ができたのに、君は眠ってるし。
起きるまで待ってるつもりだったんだが、寝ながらぐーぐー腹鳴らしてるしな。
試しに口元に食い物持っていったら眠りながら食べるからおもしろくて」
なんですか、それ!
昨晩はごはん抜きだったし、いくらおなかが空いてるからって!
ないよ、自分!
「ほら、あーん」
恥ずかしくて耳の先まで熱い顔で黙ってしまった私に、さらに海瀬課長がフォークに刺したウィンナーを差し出してくる。