不機嫌なカレと秘密なつながり
「見合い相手とシタって……」

彰汰がぎゅうっとあたしの身体を抱きしめた

骨が折れるんじゃないかってくらい彰汰が、強くあたしに抱きついた

「もう…駄目なのか?」

ぼそっと彰汰が呟く

「バスケ、辞めないでよ」

「辞める」

「え?」

「姫歌とできないなら、やってる意味がない。そういう約束だろ?」

彰汰があたしから身体を離すと、ベッドに座った

「ちょっと待ってよ」

「待たない。辞めるって言ったら、辞める」

「なんで、そう…我儘なの?」

「我儘? 姫歌が俺を見てくれないのに、格好良くふるまう必要なんてねえもん」

「ちょ…あたし、脅されたのよ! 未来あるバスケットプレイヤーを潰すって」

彰汰がぐるっと振り返ると、あたしの顔を睨んだ

「脅されて、足を広げたのかよ。ふざけんなよ。俺の未来に、バスケはねえんだよ。やっぱ、諦めねえ。ここで、姫歌を抱く。声、出すなよ」

彰汰がまた、あたしの上に乗りかかってきた
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