不機嫌なカレと秘密なつながり
「えっと…それはぁ」

鈴木と呼ばれた運転手が困った声をあげた

「おまえは誰に仕えているんだ? 私の息子か? それとも彰吾か?」

「彰吾様です」

「なら、車を出せ。私は、姫歌ちゃんと食事がしたい。彰汰との約束は忘れるんだな」

「おばさま?」

あたしは首を傾げた

「彰汰が昨日、電話をしてきた。たぶん、姫歌がひとりで学校を出ていくだろうから、車の中で待っててもらって…とか何とか」

おばさまがにこっと笑って、あたしの顔を見た

「え?」

「彰吾もエロで、見境のない性欲魔人だったが…彰汰も同じようだ。しかも彰吾より、嫉妬心が強いのが困る。きっと姫歌ちゃんには迷惑をかけている…と思ってな」

おばさまが細くて長い足を組んだ

元モデルのおばさまだ

とても綺麗な容姿をしている
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