不機嫌なカレと秘密なつながり
「あたし…知らなかった。彰汰がそう思っていたなんて。あたし、彰汰がバスケが好きだと思ってから。それにボールを追いかける彰汰の目が好きだったから…ごめん。嫌いだったなんて知らなくて」

「いいよ。バスケがあったから、姫歌とエッチできたようなもんだし」

彰汰はにこっと笑うと、布団を蹴り飛ばした

「そろそろいいでしょ? 今夜は寝かせない。もう、寝た振りはナシだから」

「え? 知ってたの?」

彰汰が嬉しそうに笑うと、あたしの髪を撫でた

「わかるだろ。何年、姫歌を見てきたと思ってんだよ」

「ずるい」

「ズルいのは姫歌のほうだろ。俺がヤリたいのを知っていて、寝たふりをするんだから」

「そのまま寝ちゃったら、どうしたの?」

彰汰が、あたしの鎖骨にキスを落とした

「叩き起こす」

「ヒドいのね」

「俺が起こさなくても、姫歌が寝なかったさ。俺に抱かれたくて」

「馬鹿じゃないの?」

あたしは彰汰の頭をコツンと叩いた
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