不機嫌なカレと秘密なつながり
仕方がないだろ

姫歌が生理中のときは、絶対に嫌だって言って、身体に触れることも許してもらえなかったんだ

終わったのなら、すぐにヤリたいだろ

「お前って、面白いヤツだよなあ」

一条がけらけらと笑った

「俺は、一条のほうが面白いと思う」

「は?」

「一度にたくさんの女と付き合えるその心の広さに感心をする。俺には無理だ」

「はあ…いや、普通は一人の女に絞るべきなんだろうよ?」

一条は、苦笑する

「俺はイカれてる。姫歌が触れるモノすべてに、嫉妬をしているんだ」

「そりゃ、大変だ。バスケを辞めたくなるなあ」

「だから一度は辞めた。だが姫歌が、バスケをする俺を格好良いと言ってくれた。だからやる。それだけだ」

「単純思考回路でいいんじゃねえ?」

一条がばしばしと肩を叩くと、にかっと笑った

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