溺愛CEOといきなり新婚生活!?
「昨日、七瀬さんといたなら言ってほしかった。隠すつもりはないって言ってたのに……」
自分でもまだ信じられない本心を打ち明けだした私に、永井さんは優しいまなざしを向けてくれた。
「携帯、見たの?」
「見えちゃっただけです。今朝、起きた時に……」
「あぁ、あの時か」
「でも、永井さんをもっと知りたくて、気づいたら部屋にいて……」
深く息を吐いて、彼は私の顔の隣にうなだれた。
彼の吐息が耳元を掠めて、ゾクゾクと背筋が震える。
彼の腕がわずかに動くたび、緊張が止まらない。
「今朝の続き、する?」
「えっ!?」
呟かれ問いかけに驚き、彼と目が合ってすぐにキスをされた。
「俺を知りたいなら、もっとひとり占めしてみてよ」
言い返そうとしても、すぐにキスをされて口封じされてしまう。
呼吸を求めれば、永井さんの匂いが入ってくる。
いつも彼が過ごしている部屋で抱きしめられたら、素直に今の気持ちを認めてしまいたくなった。