溺愛CEOといきなり新婚生活!?

「今日は初めてATSに行ったけど、いい会社だね。明るくて女性も活躍してて」
「ありがとうございます。褒めていただけて嬉しいです」
「……花澄って本当に素直でいい子だね」

 突然彼の手が私の頭に乗せられ、合わせられずにいた視線を交える。


「会社が好きだって伝わってくるよ。社員が愛情を持ってくれてるのを見ると、胸が熱くなる」

 私がまっすぐ見つめると、彼はグラスにビールを注いで間を取った。


「今日は花澄のそういう一面を知れてよかった」

 Yシャツのボタンを二つ開け、永井さんがビールを飲んで大きく息をついた。
 今日も忙しくしていたのだろう。帰ってからタブレットやPCで作業をしていることも珍しくないし、今は大きく首を回している。

 私は立ち上がってソファの背面に回り、永井さんの両肩に手を置いてゆっくりと揉んだ。


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