溺愛CEOといきなり新婚生活!?

「今のは冗談ですよ!?」
「いいよ、本当は欲しいって思ってるの知ってたし」
「えっ!?」

 混み合う店内を抜けてブランド店に入った彼に着いていくと、どうやらここでも常連になっているらしく、スタッフが彼の名を告げて挨拶をしてきた。


「ショーウィンドウに飾ってあるバッグを、全て見せていただけますか?」

 深々と一礼したスタッフは、五分ほどで手分けして数人でバッグを持ってきた。


「どれでも欲しいものを選んで」
「あの……」
「雑誌で見て、ページの角を折るくらい気に入ってたんでしょ?」

 リムジンでドライブしたり、一流店で食事をしたり、スイートルームで大人のデートを経験したり……。
 永井さんの彼女は、今まで以上に想像を超えることの連続になりそうだ。


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