溺愛CEOといきなり新婚生活!?
「言ってくれないと、俺もわからないことがあるから。ちゃんと話して」
「…………」
新しいマンションに一人で暮らすの? って聞いたら、どんな答えが返ってくるんだろう。
私と出会う前に購入していたようだし、サンプリングマリッジの終了日は明日。
今日のデートはすごく楽しかったし、欲しかった念願のバッグまで買ってもらって、文句なんてつけようがないけれど、私が一番気になることは解決していない。
このまま別々に暮らすのは、嫌だな……。
「ちゃんと教えてくれないと、もっと困らせるよ?」
「ん……っ」
唇を割って差し込まれた彼の舌が、私から自由を奪う。絡め取られるたびに電流が全身に流れるようで、程なくして私は彼に身を任せた。
話そうとしても、キスをやめてくれなくて……。合間に目を開ければ、ずっと私を見つめている彼の瞳に艶かしい熱を見せられ、もっと欲しくなってしまう。