溺愛CEOといきなり新婚生活!?

「じゃあ決まり。ね、いいでしょ? 海都さん。明日の朝食も一緒に食べて行ったらいいと思いませんか?」
「……うーん、でも九条には九条の予定が」
「こんな時間から予定なんてありますか? もう二十一時過ぎてますよ?」
「正直に申しまして、予定はありません。でもお二人でお過ごしになられる時間を大切に……」

 私なりに気を使っていると伝えれば、きっと花澄さんも引き下がってくれるだろう。
 本当にこの方は純粋というか天然というか、人がいいというか……。


「俺はいいよ、九条。好きにしなさい」
「……では、お言葉に甘えて」

 花澄さんには本当に甘い。
 甘すぎて甘すぎて、見ているこっちが胸焼けしそうだ。


 用意していただいたお風呂にも浸かり、一日の疲れをリフレッシュさせてもらう。
 さすがにお二人より先にお借りするのは気が引けて、一番最後にしてもらった。


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