溺愛CEOといきなり新婚生活!?
それにしても、社長がこんなに独占欲が強いとは。
一人の女性だけに愛情を傾けることはいいことだけど、ここまで溺愛されているとなると、“心底”なんだろうな。
私の前でも、もう少し気を使っていただきたいところだが、仕事は完璧にこなしているし、花澄さんと想いを通じ合わせてからというもの、CEOとしての働きぶりは目を見張るものがある。
つまり、彼のためにも社のためにも、周り回って私のためにも、お二人にはいつまでも仲睦まじくしていただかなくてはならないだろう。
シャワーから出て、用意していただいたパジャマを羽織る。
夏に心地いいコットン素材を選ばれているあたり、花澄さんのお気遣いが行き届いているのが目に見えた。
先に寝支度を整えられたお二人は、既に寝室に入られているだろうか。
広いマンションの一室を一周するように設けられた廊下を進み、リビングを覗く。