溺愛CEOといきなり新婚生活!?
ゆっくりと車が走り出し、十分ほどすると、オーガニック食材も売っているスーパーに着いた。
「何か食べ物を買いに来たんですか?」
「そうそう。たまにはインドアデートでもいかが?」
「……おうちデートってことですか?」
デートと言えば出かけるイメージがついているのは、この二年雅哉さんとの時間がそうだったからかもしれない。
永井さんが雅哉さんに言わなくていいと、昨夜言っていたのはこういうことだったのかと納得した。
「一緒に料理して、のんびり映画を見たり、色々話してゆっくりしよう」
「はい」
カゴを載せたカートを彼が押して歩けば、他の女性客がみんな彼を見て頬を染めている。
何を食べたいか話していると、まるで本当に付き合っているような感覚になるから不思議だった。