一夜の。


部屋に入るなり、リビングのソファーに倒れこむ社長。


こんな硬いとこで寝ちゃ 疲れ取れないはず。


移動させてみようと声をかけても

返事はするが動いてはくれない。


「社長?シャツもシワになりますよ。」


社長の手を引っ張り 身体を揺さぶる。


「ん〜、有馬ちゃん。寝かせてよ。」


「社長。ベッドで寝てください。シャツと上着も脱いでください。」


目は開かないが 返事をしてくれる。


完全に寝ぼけてる社長。


「誘ってるの〜?有馬ちゃん。」


「きゃっ。ち、違います!!」

私の腕を掴み。グッと社長の寝ているソファーに引かれて 私はバランスを崩して倒れ込んでしまった。


「大胆だね。」

社長はフニャッと笑った。


「////。いい加減にして!」


私は両手で社長の両頬を叩いた。


パチンと音がなり、社長は目を開けた。





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