華麗なる最高指揮官の甘やか婚約事情
そして、急にキリッとした表情になり、私の肩にぽんっと手を置く。
「この私に任せなさい。君のお父様は、私が助けてみせる」
「あんた誰だよ」
二十歳くらい若返ったんじゃないかと思うような、ダンディな声と口調で宣言したマジルヴァさんに、閣下がボソッと突っ込みを入れた。
なにこのふたり、面白すぎる。
堪えきれず、私は声を出して笑ってしまった。
「おふたりは仲がいいんですね」
笑いながら言うと、閣下は無表情のままふいっとそっぽを向く。
「別に……昔少し世話になっただけだ」
「わしはセイディーレが小さいときから知ってるから、息子みてーなモンなんだよ」
穏やかな笑みを浮かべるマジルヴァさんを見ていると、本当に彼のお父さんみたいだなと思う。
閣下も、相変わらずツンとしているけれど、どことなく雰囲気が柔らかくなったように感じるし、マジルヴァさんには気を許していることがわかる。きっと、深い繋がりがあるんだろうな。
ほっこりした気持ちでそんなことを考えていると、閣下が私のすぐ後ろにあるドアに向かって足を踏みだす。
「この私に任せなさい。君のお父様は、私が助けてみせる」
「あんた誰だよ」
二十歳くらい若返ったんじゃないかと思うような、ダンディな声と口調で宣言したマジルヴァさんに、閣下がボソッと突っ込みを入れた。
なにこのふたり、面白すぎる。
堪えきれず、私は声を出して笑ってしまった。
「おふたりは仲がいいんですね」
笑いながら言うと、閣下は無表情のままふいっとそっぽを向く。
「別に……昔少し世話になっただけだ」
「わしはセイディーレが小さいときから知ってるから、息子みてーなモンなんだよ」
穏やかな笑みを浮かべるマジルヴァさんを見ていると、本当に彼のお父さんみたいだなと思う。
閣下も、相変わらずツンとしているけれど、どことなく雰囲気が柔らかくなったように感じるし、マジルヴァさんには気を許していることがわかる。きっと、深い繋がりがあるんだろうな。
ほっこりした気持ちでそんなことを考えていると、閣下が私のすぐ後ろにあるドアに向かって足を踏みだす。