副社長はウブな秘書を可愛がりたくてたまらない
何年ぶりだろう。
ストッキングとパンプスを脱いで裸足で歩く砂浜は、まるで太陽の粉のように温かくて、このまま寝転んでしまいたいほどに気持ちが良い。
思わず早足で砂を踏みしめると、先ほどまですぐ後ろを歩いていたはずの副社長を置いてきぼりにしていたことに気が付いた。
ようやく気が付いた私の決まりの悪そうな顔を見て、笑みを噛み殺している様子の彼。
私があまりにも浮かれてるから、きっと後から観察してたんだ……。
羞恥心が全身を駆け巡り眉を寄せると、次の瞬間、彼は堪えきらなくなったのか噴き出すように天真爛漫に笑い出した。
「……副社長。そんなに笑わないでください」
口を尖らせていると、彼は一歩ずつゆっくりとこちらに近付いてくる。
そして私の目の前で足を止めると、突如吹く潮風に、彼の艶やかな髪はぶわりと舞った。
するとその隙間から覗く、甘く揺れる瞳。
思わず高鳴る胸には、温かな波が迫った。
ストッキングとパンプスを脱いで裸足で歩く砂浜は、まるで太陽の粉のように温かくて、このまま寝転んでしまいたいほどに気持ちが良い。
思わず早足で砂を踏みしめると、先ほどまですぐ後ろを歩いていたはずの副社長を置いてきぼりにしていたことに気が付いた。
ようやく気が付いた私の決まりの悪そうな顔を見て、笑みを噛み殺している様子の彼。
私があまりにも浮かれてるから、きっと後から観察してたんだ……。
羞恥心が全身を駆け巡り眉を寄せると、次の瞬間、彼は堪えきらなくなったのか噴き出すように天真爛漫に笑い出した。
「……副社長。そんなに笑わないでください」
口を尖らせていると、彼は一歩ずつゆっくりとこちらに近付いてくる。
そして私の目の前で足を止めると、突如吹く潮風に、彼の艶やかな髪はぶわりと舞った。
するとその隙間から覗く、甘く揺れる瞳。
思わず高鳴る胸には、温かな波が迫った。