副社長はウブな秘書を可愛がりたくてたまらない
しばらく続くひんやりとした廊下は、明るくなっていくと思いきや、進むごとにその暗さを増していく。
静かだな。一体なにがあるんだろう。
コツ、コツ、と響く私の足音が耳につき、少し不安になってきた頃、ようやく光が覗いた。
暗いトンネルのような場所を抜けると、その先にあったのは――。
「…………わぁっ」
まるで吐息のように溢れた私の声が、高い天井に吸い上げられるように消えていく。
そして広がる幻想的な景色に目を奪われた私は、まるで身体が固まってしまったかのようにその場に立ち尽くした。
なに、これ……。
目の前に現れたのは、――暗闇に光る無数の金魚鉢だった。
暗い空間の中に置かれたそれらはどれも私が知っているものではなくて、宝石のような形をしていたり、天井から吊り上げられていたり、地面に花のように置かれているものもあった。
照明は一切なくて、色とりどりに光る金魚鉢や水槽たちだけが、この場所に光を与えている。
静かだな。一体なにがあるんだろう。
コツ、コツ、と響く私の足音が耳につき、少し不安になってきた頃、ようやく光が覗いた。
暗いトンネルのような場所を抜けると、その先にあったのは――。
「…………わぁっ」
まるで吐息のように溢れた私の声が、高い天井に吸い上げられるように消えていく。
そして広がる幻想的な景色に目を奪われた私は、まるで身体が固まってしまったかのようにその場に立ち尽くした。
なに、これ……。
目の前に現れたのは、――暗闇に光る無数の金魚鉢だった。
暗い空間の中に置かれたそれらはどれも私が知っているものではなくて、宝石のような形をしていたり、天井から吊り上げられていたり、地面に花のように置かれているものもあった。
照明は一切なくて、色とりどりに光る金魚鉢や水槽たちだけが、この場所に光を与えている。