副社長はウブな秘書を可愛がりたくてたまらない
「……本当に、ズルいです」
「ずっとそばで明日奈のこんな顔が見られるなら、俺は一生ズルくていいよ」
優しく目尻を垂らし薄笑みを浮かべる彼を見て、胸が窮屈に締め付けられる。
副社長は、本当にズルい人だ。いつも強引に揺さぶられて、痛いほどにときめかされる。私は、まだ彼の後ろを歩くだけで精一杯だというのに。
「ずっと離さないから、覚悟してて」
そしてとどめを刺すように甘い言葉を降らせた彼は、顔から火が出てしまいそうな私の手を取って再び歩き出した。
「ちょ、ちょっと副社長! 待ってください!」
力が抜けてもつれそうになりながらもなんとか足を前へと進めるていると、見上げた彼の横顔はまるで子供のように無邪気な笑顔を浮かべている。
思わず胸がドキリと跳ねて、私は仕方なく唇を結んだ。
……こんなに素敵な場所に連れてきてくれたのに、全然集中出来ないじゃない。
はぁーっと大きく息をつくけれど、私は温かな胸が与えてくれる安らぎに戸惑いながらも心地良さを感じた。
「ずっとそばで明日奈のこんな顔が見られるなら、俺は一生ズルくていいよ」
優しく目尻を垂らし薄笑みを浮かべる彼を見て、胸が窮屈に締め付けられる。
副社長は、本当にズルい人だ。いつも強引に揺さぶられて、痛いほどにときめかされる。私は、まだ彼の後ろを歩くだけで精一杯だというのに。
「ずっと離さないから、覚悟してて」
そしてとどめを刺すように甘い言葉を降らせた彼は、顔から火が出てしまいそうな私の手を取って再び歩き出した。
「ちょ、ちょっと副社長! 待ってください!」
力が抜けてもつれそうになりながらもなんとか足を前へと進めるていると、見上げた彼の横顔はまるで子供のように無邪気な笑顔を浮かべている。
思わず胸がドキリと跳ねて、私は仕方なく唇を結んだ。
……こんなに素敵な場所に連れてきてくれたのに、全然集中出来ないじゃない。
はぁーっと大きく息をつくけれど、私は温かな胸が与えてくれる安らぎに戸惑いながらも心地良さを感じた。