副社長はウブな秘書を可愛がりたくてたまらない
「生まれて初めて父と腹を割って話をして、美穂子との婚約の解消を申し出て。父は驚いていたけど、わかってくれた。美穂子も……そうだと思ってたんだけど。傷付けてごめん。でもあの日から、俺はずっとまた君に会いたいと思っていた」
頬に手を添えられて、視線は再び強引に絡ませられる。
「あの夜、また出会うことが出来て、絶対に俺のものにしようと思った。明日奈、俺には、君以外と一緒に生きていく未来なんて考えられない」
極上の甘い言葉に、私は身体中に熱が回るのを感じた。
唇が震えて、目の縁には涙が滲む。
「……本当に、私でいいんですか……?」
堪えることなどもう出来なくて、次々に流れ落ちる涙を拭っていると、彼は目尻を垂らし、溢れんばかりの笑顔を見せる。
「君じゃなきゃ、ダメなんだ。だから、ずっとそばにいて欲しい。明日奈……俺の一生をかけて大切にするから、――俺と結婚してくれませんか?」
それは嘘のように、突然囁かれた。
驚きのあまり言葉が出ない私は、放心したように間抜けに口をポカン、と開けていた。
しかしその意味を理解した途端、今までの気持ちが溢れるように涙を流す。
頬に手を添えられて、視線は再び強引に絡ませられる。
「あの夜、また出会うことが出来て、絶対に俺のものにしようと思った。明日奈、俺には、君以外と一緒に生きていく未来なんて考えられない」
極上の甘い言葉に、私は身体中に熱が回るのを感じた。
唇が震えて、目の縁には涙が滲む。
「……本当に、私でいいんですか……?」
堪えることなどもう出来なくて、次々に流れ落ちる涙を拭っていると、彼は目尻を垂らし、溢れんばかりの笑顔を見せる。
「君じゃなきゃ、ダメなんだ。だから、ずっとそばにいて欲しい。明日奈……俺の一生をかけて大切にするから、――俺と結婚してくれませんか?」
それは嘘のように、突然囁かれた。
驚きのあまり言葉が出ない私は、放心したように間抜けに口をポカン、と開けていた。
しかしその意味を理解した途端、今までの気持ちが溢れるように涙を流す。