副社長はウブな秘書を可愛がりたくてたまらない
* * *
毎週月曜日から金曜日まで、もう四年も通い続けている職場のビルを見上げて、こんなに憂鬱な気分になるのは初めてだ。
きっと初出勤の日よりも、緊張してる……。
爆発しそうな心臓を落ち着かせるために何度も深呼吸をしたけれど、一向にその鼓動が落ち着きそうな気配はない。
しかし、残念ながら憂鬱な日ほどやって来るのは早いのだ。辞令が出てから今日まで、怒涛のような忙しさで瞬く間にこの日を迎えてしまった。
おまけに昨日もせっかくの日曜日だというのに、終わらない引越し準備に丸一日を費やすことになった。
今日は午前中半休扱いで、早朝からやって来た引越し業者さんに荷物を預け、立ち会ってくれた人事部の社宅担当者に鍵を返しなんとかここまでやって来たけれど……。
今朝担当者から受け取ったばかりの新しい部屋の鍵を見つめた。
荷物の受け取りは、新しい部屋の都合らしく今日副社長との初仕事が終わってから。まぁ寮から寮への引越しだから、今までの部屋とそう違わないよね。
ふっと小さく息をつき腕時計を見ると、思っていたよりも立ち尽くしてしまっていたようで、時間を見て慌ててビルへと駆け込んだ。
毎週月曜日から金曜日まで、もう四年も通い続けている職場のビルを見上げて、こんなに憂鬱な気分になるのは初めてだ。
きっと初出勤の日よりも、緊張してる……。
爆発しそうな心臓を落ち着かせるために何度も深呼吸をしたけれど、一向にその鼓動が落ち着きそうな気配はない。
しかし、残念ながら憂鬱な日ほどやって来るのは早いのだ。辞令が出てから今日まで、怒涛のような忙しさで瞬く間にこの日を迎えてしまった。
おまけに昨日もせっかくの日曜日だというのに、終わらない引越し準備に丸一日を費やすことになった。
今日は午前中半休扱いで、早朝からやって来た引越し業者さんに荷物を預け、立ち会ってくれた人事部の社宅担当者に鍵を返しなんとかここまでやって来たけれど……。
今朝担当者から受け取ったばかりの新しい部屋の鍵を見つめた。
荷物の受け取りは、新しい部屋の都合らしく今日副社長との初仕事が終わってから。まぁ寮から寮への引越しだから、今までの部屋とそう違わないよね。
ふっと小さく息をつき腕時計を見ると、思っていたよりも立ち尽くしてしまっていたようで、時間を見て慌ててビルへと駆け込んだ。