となりの席
「もう体調平気になった?大丈夫?」


左からそんな声が聞こえた。


ふと横を見ると、笑顔で顔を覗かせてる。


「あっ...うん、大丈夫だよ」


出会って指数える程しか話してないのに、完全に私が一目惚れしてしまった。


顔のパーツが理想にハマってる上に、声が落ち着く...


恋なんかした自分ほんとに...罪だ.....


「ん、なんかついてる?」


奏太くんは顔を擦り始めた(?)


「ううん、ちょっとぼーっとしてた、ごめん!」


なんで見とれてたんだ自分...


てかなんで奏太くん隣の席なの...


授業中、集中出来なかった...


授業はチンプンカンプンだし、隣は気になるし...


キーンコーンカーンコーン


いつの間にか下校のチャイムがなっていた。


「あっ、芽衣?」


横を見てガッツポーズをしながら、ガンバ!って口パクでした。


「あっ紗彩...トイレ行きたい...」


「あ〜、了解」


そう言って紗彩は車椅子を押してくれた。
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