となりの席

「紗彩...手間かかってごめんね...」


「いいよいいよ、可愛い可愛い乙女な芽衣の為なら何でもしますからね」


そう言いながらトイレに連れて行ってくれた。


トイレでは、立って便器まで行く。


立てない訳じゃないけど、運動量は最小限に抑えないといけない時期みたいだから...


久しぶりに立ち上がると、よろけてコケてしまった。


「芽衣!?大丈夫?」


「ううん、力入らなくて...」


立ち上がって用を足して外に出る。


ヤッパリコケてしまう...


「私こんなに...力無かったっけ...」


歩けない...


「久しぶりだからだと思うけど?やっぱりずっとベッドにいて久しぶりに立ったりしたらよろけちゃうでしょ普通にね?」


紗彩は優しい...


気を使わせちゃってほんとに申し訳ない...


「さ、はよ教室に行かないとカレが待ってるでしょ?」


「紗彩やめてよ〜」


教室につくと、奏太くんはいた。


「ごめんね奏太くん〜芽衣お借りしました〜」


ん??借りた??


「芽衣ちゃん、帰ろっか」
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