fantasista 2
それなのに、
「俺もだ」
低く甘い声で戸崎が呟く。
あたしの全身を甘い震えが駆け巡る。
「こんなにお前にハマるなんて」
その硬い指先が、あたしの唇をゆっくり撫でる。
見上げると甘い瞳の戸崎と視線が絡まり、目が離せなくなる。
「すげぇ好きだ。
ドン引きなくらい」
戸崎らしいその言葉に、思わず笑ってしまった。
二人で笑いながら、甘い甘いキスをする。
まるで抱かれているように熱くなる身体。
頭はぼんやり白色になる。
あたしはまた、戸崎に溺れている。
溢れ出る好きという気持ちに驚きながら、戸崎に身を寄せた。