fantasista 2
青いユニフォームの上から離れないようにと柊を抱きしめた。
熱い吐息が漏れ、何度もキスを交わす。
そして、痛みの中時折訪れる快感に戸惑い、あたしを気遣ってくれる柊に焦がれた。
目を開けると、甘く切なく余裕のない顔であたしを見ている柊と視線が絡まる。
こんなにも頰を染めて、息を切らし、身体を震わせあたしを愛してくれる柊が愛しくて。
もう離さないとでも言うように、柊の身体に回した両手に力を入れた。
愛されることが、全身で柊を感じることが、こんなにも幸せなんて。
いつまでも熱く疼く身体で、ずっと柊を抱きしめていた。