fantasista 2








結局、戸崎はあたしの家のリビングで爆睡していた。

時折うーうー唸りながら。

そしてあたしは、ベッドの上で痛みと戦っていた。

ぎっくり腰になるのは初めてだが、こんなに痛いものなんて。

明日は仕事にも行けなさそうだ。

本当は、戸崎の看病でもしてあげないといけないのに。




一晩中、痛みと戦っていた。

そして六時前、ようやく戸崎が起き上がる。

ふらふらっと幽霊のように歩き、トイレに入って出てこなくなった。




それにしても、戸崎がこんなに酒に弱いとは思わなかった。

あたしがぎっくり腰なんかにならなかったら、散々馬鹿にしてやったのに!


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