愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
副社長の話を一方的にしてくる紗枝に耳を傾けながらも、思い出してしまうのはあの日、ホテルを後にし車に乗ってからのことだった。
* * *
お姫様抱っこのままホテル駐車場まで運んでもらい、彼の運転する車で自宅まで送り届けてもらえることになった。
行きの車の中とは違い、副社長に聞こえてしまうんじゃないかってくらい胸が早鐘を鳴らし続けていた。
副社長は他人の運転する車に乗るのは好きじゃないようで、仕事で外出する際も運転手をつけることなく、自分で運転しているらしい。
この日も副社長が運転する車で来たわけだけど……。運転手さんがいた方がよかった。
密室空間でふたりっきりはキツイ。私が副社長のことを意識してしまっているからこそ余計に。
ただひたすら前を見据えたまま、ナビの自宅まであと何分かを気にしてしまう。
副社長も口を開くことなく、運転に集中しているから余計に気まずく感じてしまうのかもしれない。
そんな沈黙の時間が流れていくと、やっと見覚えのある景色が見えてきた。
* * *
お姫様抱っこのままホテル駐車場まで運んでもらい、彼の運転する車で自宅まで送り届けてもらえることになった。
行きの車の中とは違い、副社長に聞こえてしまうんじゃないかってくらい胸が早鐘を鳴らし続けていた。
副社長は他人の運転する車に乗るのは好きじゃないようで、仕事で外出する際も運転手をつけることなく、自分で運転しているらしい。
この日も副社長が運転する車で来たわけだけど……。運転手さんがいた方がよかった。
密室空間でふたりっきりはキツイ。私が副社長のことを意識してしまっているからこそ余計に。
ただひたすら前を見据えたまま、ナビの自宅まであと何分かを気にしてしまう。
副社長も口を開くことなく、運転に集中しているから余計に気まずく感じてしまうのかもしれない。
そんな沈黙の時間が流れていくと、やっと見覚えのある景色が見えてきた。