愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
「本当……まさか夢にも思わなかったよ。お前に助けられる日が来るとはな。緒方社長にうちとの契約を前向きに検討してもらえたのは、間違いなくお前のおかげだよ。……ありがとう」
「やだ、そんな副社長……!」
声を荒げてしまう。だってあろうことか副社長が私に向かって頭を下げたから。
少しするとゆっくり顔を上げた彼は、目を細め私を見つめてきた。
いつもより甘さを含んだ瞳に、嫌でも胸は高鳴ってしまう。なのに彼から視線を逸らせない。
すると副社長は私を見据えたまま言葉を紡いでいった。
「俺は幼い頃からずっと父さんの背中を見て育ってきた。……長男として生まれ、物心ついた頃から父さんの会社を継ぐ道が将来の夢になっていったんだ」
私は口を挟むことなく、副社長の話に耳を傾けた。
「だけど大きくなればなるほど、心配になるばかりだった。……父さんは昔からあんな感じの人だったから。いくら仕事がデキたって、私情で田中さんや社員に思いっきり迷惑かけて。……大学を卒業後、俺は絶対父さんみたいにならないと強く誓った」
「やだ、そんな副社長……!」
声を荒げてしまう。だってあろうことか副社長が私に向かって頭を下げたから。
少しするとゆっくり顔を上げた彼は、目を細め私を見つめてきた。
いつもより甘さを含んだ瞳に、嫌でも胸は高鳴ってしまう。なのに彼から視線を逸らせない。
すると副社長は私を見据えたまま言葉を紡いでいった。
「俺は幼い頃からずっと父さんの背中を見て育ってきた。……長男として生まれ、物心ついた頃から父さんの会社を継ぐ道が将来の夢になっていったんだ」
私は口を挟むことなく、副社長の話に耳を傾けた。
「だけど大きくなればなるほど、心配になるばかりだった。……父さんは昔からあんな感じの人だったから。いくら仕事がデキたって、私情で田中さんや社員に思いっきり迷惑かけて。……大学を卒業後、俺は絶対父さんみたいにならないと強く誓った」