愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
頼みたい仕事があるって副社長は言っていたけど、ドアをノックして副社長室に入ると、彼は椅子に深く腰掛けていた。
「あの頼みたい仕事とは……?」
まだ怒っているかな? 恐る恐る尋ねると副社長は立ち上がり、私の前まで来るといきなり抱きしめた。
「ふっ、副社長!?」
付き合い始めてから初めての出勤日だけど、まさか勤務中に抱きしめられるとは夢にも思わず、テンパってしまう。
「頼みたい仕事なんてない。……ただお前が野原と楽しそうに話していたから、嫉妬しただけだ」
「え……」
嘘、本当に副社長ってば嫉妬してくれたの?
どうにかして彼の顔を覗き込むと、ほんのり耳が赤く染まっている。
それだけで胸がキュンと鳴ってしまった。
「嫉妬ってなんですか? ……私が好きなのは、副社長なのに」
「仕方ないだろ? 俺だってお前が好きだから嫉妬するんだ」
開き直った副社長に笑ってしまった。
「あの頼みたい仕事とは……?」
まだ怒っているかな? 恐る恐る尋ねると副社長は立ち上がり、私の前まで来るといきなり抱きしめた。
「ふっ、副社長!?」
付き合い始めてから初めての出勤日だけど、まさか勤務中に抱きしめられるとは夢にも思わず、テンパってしまう。
「頼みたい仕事なんてない。……ただお前が野原と楽しそうに話していたから、嫉妬しただけだ」
「え……」
嘘、本当に副社長ってば嫉妬してくれたの?
どうにかして彼の顔を覗き込むと、ほんのり耳が赤く染まっている。
それだけで胸がキュンと鳴ってしまった。
「嫉妬ってなんですか? ……私が好きなのは、副社長なのに」
「仕方ないだろ? 俺だってお前が好きだから嫉妬するんだ」
開き直った副社長に笑ってしまった。